夢の中はいつも無臭で、無人で、景色だけが妙にリアルで
呼吸の感覚は薄く、一人称視点の「わたし」が、立体的な平面の中に居る
大きな公園がある。
入り口付近には、妙に立派な歴史的建造物がそびえ立っている。
この公園に迷い込み、さまよう夢を幼い頃に度々見ていた。
奥に進むと、少し整備された雑木林(公園の敷地内の一部)がある。
その奥には何も植えられていない畑があり、
白いガードレールの連なりが道路との隔たりを示している。
この平地には、冬になると突然山が出没する。
斜面には豪快なリフトが設置されていて、そこでスキーができる。